人に頼る勇気
人に頼る勇気。
人に頼ると言う言葉を聞くと、
何か弱い人間の様に聞こえる。
自分では何も出来ない、
人間の様にも聞こえる。
人任せの、
人間の様に聞こえる。
果たして人に頼る人間が駄目な人間なのか?
私が言う「人を頼りにする人」とは、
「人をあてにする。甘える。依存する。」とは、違います。
人間が一人でてきる事は限られています。
一人の人が百の事、千の事、一万の事を行うのは至難の技です。
では、どうすれば良いのか?
答は単純です。
自分と同じように仕事ができる人を増やせば良いのです。
でも、人に仕事を教えるのは時間がかかるし、めんどくさい。自分で仕事をした方が「早いし、確実だ」って思っていませんか?
確かに人に仕事を教えるのは時間がかかるし、めんどくさいと思いますが、それはとても小さな考え方です。
なぜなら、人に教えることで自分で気づかなかった効率の良い方法を見つけたりマニュアルを作ることで初心者の人でも同じ様に同じ仕事ができる様になるからです。
今の時代は自分の経験してきたことを自分の中に隠す(抱え込む)のではなく、広く沢山の人にオープンにすべきである。
もちろん全てをオープンにすることは効率を良くするための「システム」の事である。
だから人を育てるのに楽をしてはいけない。
人を育てるのに楽な道はない。
いい加減ではいけない。
だから普通の人は自分で抱えてしまい、人に頼ることをしない。
人に頼るとは、その人を信頼していなければ頼ることが出来ない。
頼る=信頼する。と言う考え方もある。
信頼している相手だからこそ、仕事を頼める。
初めての仕事の場合は、頼る方も頼られる方もドキドキする。良い結果をだすことができるか心配する。
だから、人に頼るには勇気がいる。
そのためには信頼できる相手と緻密に話し合うことが必要だ。その人の心を読み取り誠意に答えよう。
一つ一つと結果を積み重ね。
頼れる人を作ろう。
そして、私自身が頼られる人になろう・・・。